時間管理をしっかりしてマークミスを防ぐ
マークシートの得手不得手
大学入試をはじめ、就職や資格試験などでも多く導入されている「マークシート方式」。
答えがあらかじめ選択肢の中に含まれているので、イチかバチかの当てずっぽうでも正解できる可能性があるかわりに、回答欄がわかりづらいとか、問題数が多く時間配分が難しいと感じる人も少なくありません。
また、マークシート型の試験の特徴として、問題同士の関連性がつけにくいということもあげられます。一つの問題を間違えたら、その後の問題も全て間違えてしまう…というようなことが起こりづらいかわりに、他の問題からの関連性から自信のない問題の答えを導き出す…というようなことがしづらいといえます。
そのため、マークシート方式のテストは人によって得意・不得意のタイプがはっきりしていることが多いようです。
時間管理とマークミス予防
マークシート方式のテスト問題を解くポイントとして「時間管理」があげられます。基本的にマークシートの問題は全て選択肢がありますから、自信がない問題でも、消去法である程度正解を絞り込むことができます。
この作業を機械的に、スピーディーにできるようにしておきましょう。苦手な問題は後回しにし、飛ばした部分がわかるようにマークシートに何か目印をつけておくとよいでしょう。これがないと、後で飛ばした問題のマーク位置を探すのが大変ですし、飛ばした問題部分のマークを忘れたがために解答欄が全てズレてしまう…というようなことにもなりかねません。終了時間近くになったら解けなかった問題も全てマークします。人によってマークシートの解き方はいろいろですが、マークミスを防ぐために、回答は問題用紙にチェックしていき、残り数分でまとめてマークをしていく、というやり方もあります。
一問解くごとにマークしていく、という方法だと、どうしても解答欄がずれるなどのケアレスミスが増えるので、問題の分量に合わせて試験時間が残り何分になったら一気にマークしよう、とあらかじめ自分で決めておくというのも良い方法です。